エクセルを全画面表示にする方法と、目的範囲に合わせて表示倍率の調整を行う方法

皆さんはOfficeツールの中で何を一番使用していますか?私はエクセルが一番多いかなという印象です。
wordと遜色ないくらい文書も書けますし、図の描写もできますし、何より数式やテーブルが簡単に使えるところがメリットです。
急な会議でパワポ資料もなく、エクセルの資料をそのまま使って説明したいときに、『もっとセルの範囲を広範囲に表示したい』って思う時ないですか?
特にセル内の改行やセルの結合で行の高さが大きくなっているときはスクロールで飛んでしまうことがあります。そんな時にも有効な全画面に近い形で表示する方法を紹介します。

上記のエクセル上でスクロールしたときに飛んでしまう対処法として、PDFに変換してしまう小技もあります。画面も大きく表示されるのでこちらも覚えておいて損はないかと思います。

PDFに変換する方法はこちらの記事を参考にしてください。

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全画面に近い形で表示する方法

リボンを閉じる

エクセル画面の大部分を占めているのはメニューバーのリボンかと思います。これを閉じるだけでも大分見やすくなります。

再度表示を元に戻したいときは、メニューバーの『ホーム』等の適当なタブを選択し、出てきたリボンの右下に出てくる、押しピンマークからリボンの固定を行います。

数式バーと見出しを非表示にする

次に場所をとっているのが数式バーと見出し(行列を示す横A,B,C・・及び縦1,2,3・・・の表示)だと思いますので、そちらを非表示にします。
メニュバーの『表示』を選択し、その中にある、数式バーと見出しのチェックボックスを外します。

見出しの横にある『目盛り線』のチェックボックスを外すとグリッド線が消えて白地になります。図形の説明や表の説明をする時、使うと見やすくなることがありますのでこちらも覚えておくといいと思います。

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全画面表示のショートカット

エクセルの全画面表示のショートカットとして、『Shift+Ctrl+F1』が用意されています。
このショートカットを使った時の見え方は下の図のようになります。

上部の緑色のメニューバーも消えるので、かなり広く見えます。


ただ、デフォルトだと『数式バー』と『見出し』が残ってしまいます。
ここで、最初の項目で紹介した方法で、『表示』タブの表示セクションにある『数式バー』のチェックを外して数式バーを非表示にすると、ほぼ完璧な全画面表示になります。

全画面表示を戻すにはもう一度『Shift+Ctrl+F1』を押せば解除されます。

複数人で画面を見ながら、編集をするような場合は、このショートカットの全画面に行ったり来たりするのは面倒かもしれません。上記の複数の方法から状況にあったものを選択するとよいと思います。

表示倍率を調整する方法

エクセルシートの画面の拡大は『Ctrl+マウスホイールの上回転』で出来ますが15%刻みでの拡大/縮小になっていて、また右下の倍率バーの+/-をクリックしても10%刻みになっています。もっと微調整して全体を画面に収めたいときの小技を紹介します。

選択範囲に合わせて倍率を自動調節する

エクセルのセルの中で注目したい範囲がある場合は、ドラッグもしくは『Shift+矢印キー』で範囲選択を行い、メニュバーの『表示』を選択し、その中にある、『選択範囲に合わせて拡大/縮小』を選択します。

表示倍率の直接入力

表示倍率を直接入力して微調整する方法もあります。個人的にはこちらが好みです。

最後に

私は業務上、規模の大きな会議や発表の場はパワーポイントで、小規模な会議や打ち合わせではエクセルで説明することが多く、利用頻度としてはエクセルの方が多いように思います。
今回紹介した方法はエクセルの基本的な操作かもしれませんが、パパっと操作できると、説明もスムーズにでき、説得力もちょっとだけ増すように思います。
皆さんのお仕事に少しでも役立てれば幸いです。ではまたノシ

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